肩甲骨まわりの痛みは、筋肉の緊張や姿勢の乱れが引き金となることが多く、日常生活に影響を与えやすい症状です。
原因を正しく把握し、早めに対策を講じることで、痛みの悪化を防ぐことが可能です!!
肩甲骨まわりが痛くなる原因は多岐に渡ります。
筋肉の緊張や肩関節の問題だけではなく、内臓の異常ということもあり得ます。
肩甲骨まわりの痛みは、肩自体に問題がある場合が一般的です。
肩関節や周辺の筋肉が痛みの原因となる場合があります。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、肩甲骨周辺の筋肉が疲労し、
筋肉が硬くなってしまうことがあります。
この状態が続くと、肩甲骨まわりに痛みが生じ、慢性的な肩こりへとつながります。
特に猫背や前傾姿勢が続くと、肩甲骨の位置が不安定になり、
さらに痛みを感じやすくなるので、注意が必要です。
いわゆる「四十肩」「五十肩」は、加齢によって肩関節の可動域が狭くなり、炎症や痛みが発生する状態です。
肩甲骨も肩関節と連動して動くため、肩甲骨まわりにも痛みが広がることがあります。
四十肩・五十肩は、特に腕を上げたり、後ろに回したりする動作が困難になり、
日常生活に支障をきたす場合があります。
肩の腱板(筋肉の束)が部分的または完全に断裂することによって起こる痛みです。
この状態になると、腕を上げることが難しくなり、肩甲骨まわりに強い痛みを感じることがあります。
主に、スポーツや重いものを持ち上げる作業を繰り返すことで症状が起きやすい傾向にあります。
肩甲骨まわりの痛みが必ずしも肩自体に原因があるとは限りません。
内臓の不調が関連して痛みを引き起こすこともあります。
例えば、胆石症の場合、肩甲骨の周辺にも関連痛として痛みが広がることがあります。
関連痛とは、痛みの発生源とは異なる場所で感じられる痛みのことです。胆石症で多い例は、右肩甲骨の下あたりの痛みです。
ほかに、心臓や肺の疾患が肩まわりの痛みを起こしているケースもあります。こうした場合は、医療機関での治療をおすすめします。
ご自身のお身体の痛みの原因がどこにあるのかよくわからない方や、
病院で異常はないと言われたけど痛みが続いている方はぜひ一度ご相談ください♪