五十肩の正体|なぜ夜にうずくのか?整体による自然な回復とは

「肩が痛くて服を着るのがつらい」
「夜、うずくような痛みで眠れない」
「腕が上がらず、日常動作が制限されている」

これらの症状、いわゆる“五十肩”と呼ばれる「肩関節周囲炎」である可能性があります。
特に40代後半〜50代に多く見られ、「そのうち治る」と放置してしまう方も多いのですが、
適切な対処をしないと回復までに1〜2年以上かかるケースもあるため注意が必要です。


五十肩の本当の正体とは?

五十肩は、肩関節の周囲にある「関節包」や「腱板」といった組織に
炎症や癒着が起こり、可動域が制限されるとともに、痛みが出る状態を指します。

発症の原因は明確には分かっていませんが、加齢による組織の変性や
姿勢の崩れ(猫背・巻き肩)運動不足などが大きく関係しています。

進行は大きく3つのステージに分けられます

  1. 炎症期(痛みが強く、特に夜間痛が出やすい)
  2. 拘縮期(動かすと痛い。動きが制限される)
  3. 回復期(痛みは減るが、可動域が戻らない)

中でも「夜にズキズキとうずく痛み」は、炎症と筋緊張が重なることで神経や血管を圧迫しやすくなるためです。


整体による回復サポート|何ができるのか?

おおたき整骨院・整体院では、五十肩の進行段階を見極め、負担をかけずに自然な回復力を引き出す整体を行います。

◇ 肩甲骨・肩関節まわりの可動域を少しずつ拡げる施術
◇ 背骨・胸郭・肋骨の動きを整えて、肩の動作をサポート
◇ 炎症が強い時期は負担をかけない施術で痛みを軽減
◇ 猫背・巻き肩など“戻りやすい姿勢”の矯正
◇ 日常生活での動作指導とアイシング・温熱の使い分け指導

五十肩は急性の炎症が治まった後、適切に動かしていくことで回復が加速します。
しかし「無理に動かしすぎる」ことも悪化の原因となるため、段階を見ながらのサポートが重要です。


放っておくと「固まる肩」になる可能性も

五十肩は「時間が経てば自然に治る」と思われがちですが、放置すると・・・

◇ 可動域が大きく制限され、日常生活に支障をきたす
◇ 反対側の肩や腰などに負担がかかる
◇ 関節が固まりやすく、元に戻らなくなる

といったリスクがあります。

だからこそ、痛みが落ち着いた“今”こそ、整体で動かせる体に戻すチャンスなのです。

「何もしないより、無理のない動きを取り入れる」
それが五十肩の自然な回復につながる最大のポイントです。


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